株式会社エムアイカード 様

カード会員向けWebサイトの再構築

  • チームでものづくり

オンラインでのカード会員獲得や、カード利用促進によるオンライン施策の充実を実現するための、クレジットカード会社の会員向けWebサイトの再構築。若手エンジニアも多いチームの中で、どのように課題と向き合って解決していったのかを先輩・後輩の間柄の二人に話を伺った。

PROJECT MEMBER

  • 山下 大智(写真左)
    ビジネスソリューション事業本部
  • 和田 一洋(写真右)
    アーキテクチャソリューション部
    アーキテクト

いままで見えなかった課題が
見えてきた時に、チームの成長を感じる。

—まずはじめに、プロジェクトの概要を教えてください。
和田:三越伊勢丹グループのクレジットカードであるエムアイカード会員様向けのWebサイトです。もともとは他のベンダーさんが開発・保守していたものなのですが、スピード感がある開発を目指したいということで、当社に移管されました。
—プロジェクトの中で、お二人はどのような関わり方をしていたのですか?
山下:私は、10名ぐらいの開発チームの中で、プログラムを書いたり、開発するための設計に落とし込んだりといった仕事をメインに担当しています。

和田:私は開発そのものというよりは、開発の前の段階から関わってお客様と一緒に方針を検討したり、他のシステムとのすり合わせや、要件の取りまとめなどを担当しています。たとえば外部Webサービスとの連携方式やAPIの調整などをしたり、開発プロセスの改善やテスト自動化などを行っています。
—システムを移管していくために、どのようなことをしていったのでしょうか?
山下:もともとのシステムがStrutsなどの古い技術で構築されていたので、新規の機能開発をするために、システムの一部を新しい技術に置き換えるというのが最初の作業でした。

和田:認証機構やトランザクション機構を維持したまま、部分的にSpringベースのアプリケーションが動くようにして、そこに機能を移植したのですが、山下くんはその実装を一機能まとめて担当していましたよね。

山下:当時の私は2年目で保守や改修といった開発経験しかなく、古いシステムがあるとはいえ、機能を丸ごと作るのは初めてでした。担当に指名された時は、これまでにない大きな経験ができると思って、素直に嬉しかったのを覚えています。
—開発するにあたって、何か困ったことはありましたか?
山下:一番は技術的なことですね。古い技術が使われたシステムを新しい技術を使ったシステムに置き換えていくにあたり、古い技術と新しい技術の両方を理解しなければいけませんでした。自分で勉強することはもちろん、分からないことは先輩に適宜聞きながら解決するようにしていました。
—このプロジェクトを通じて、自分の中でどのような成長を感じられましたか?
山下:実装だけではなく、お客様とのやり取りや、見積りや調査などを行ったり、技術的に新しい部分でメイン担当になったり、任される領域が広がっていってることに自身の成長を感じました。また、単純に設計書通りにつくるのではなくて、Webサイトを利用するユーザーを意識しながら「この設計で大丈夫なのかな」「使いやすいのかな」とかいったことも考えて実装できるようになってきたかなと思います。

和田:要件とか設計に対する疑問を持つのは、広い視野で考えているからこそ出てくるものなので、山下くんの成長を感じますね。
—和田さんにお聞きしたいのですが、メンバーをアサインする上で大切にしていることはありますか?
和田:メンバーがその役割で力を出すことも大事ですが、次のステップにつながることも考えてアサインするようにしています。「お客様と話をして仕様を決めるのが得意」とか「新しい技術に挑戦したい」といった想いは大切にしながら、それだけに閉じずに設計も実装もテストもソースコードのレビューも含めて、様々なことに触れて欲しいという想いがあります。
—若いメンバーが力をつけたり、大きな役割を果たせるために、チームとして何か工夫していることはありますか?
和田:チーム全員がお客様とコミュニケーションするようにしています。お客様が何を考えているのか、どんな目的でこのシステム開発に臨んでいるのかなどを理解し、お客様と同じ目線・同じ言葉で話ができるようにしていきたいと思っています。

また、隔週の「振り返り会」で「こういうふうに進めていきたい」といった意見や要望が出てきたら、そのチャレンジをサポートするように心がけています。他にも技術カンファレンスで学んだ新しい技術や考え方をチームのメンバーに共有して、「自分たちのプロジェクトに置き換えたらどんなことができるだろう」という話をよくしていますね。

日々の振り返りだけだと、いま困っていることへの改善案や意見はよく出てくるのですが、どうしても目先の話になりがちです。一歩先の課題を見せることで「これから先どのようにプロジェクトを進めていくか」を考えてもらう機会を大切にしています。
—チームでシステム開発に取り組む上での楽しさはどのようなところだと感じていますか?
山下:プロジェクトの中では様々な課題に直面しますが、そういった課題に対してチームで話しあって解決していくのが楽しいです。色々なメンバーが色々な作業しているので、それぞれの立場から出る意見は、とてもいい勉強になっています。

和田:私は、チームが「自分たちの意見で物事を変えていける」という気持ちになれた瞬間が好きですね。「こういうことがしたい」とか意見が出てきて、自分が考えていなかった発想やアイデアが出てきた時にチームって面白いなと思います。目に見えている課題を解決したら、またその次のステップの課題が初めて見えてくる時があるので、そういった時にチームとしての成長を強く実感します。チームで継続的にプロジェクトに取り組むことの面白さを感じますね。

主な技術要素

  • Java/Webアプリケーション開発
  • Selenium(テスト自動化)

※所属・職種・業務内容などは、すべて取材時点での内容となります。