GxPがどんな会社なのか。

社長に聞いてみました。

渡邉 伸一代表取締役社長

社員の誰もが、生涯現役で働ける会社へ。
持続性のある組織を育てていきたい。

—まずはじめに、社名に込めた想いを聞かせてください。
「グロースエクスパートナーズ(GROWTH xPARTNERS)」という社名には、「お客様と共に成長していくパートナーでありたい」ということと、自社の社員に対して「共に成長していく仲間でありたい」という想いが込められています。当社が手がけるのは企業向けのシステムですので、当社で開発したシステムが単体であったとしても、それ自体に価値はあまりありません。お客様のシステムをつかってくれて初めて価値を持ちますので、「自分たちだけが成長したい」という考えは持っていないんですよ。お客様のビジネスはもちろんのこと、さらにはお客様の社員まで含めて、一緒に成長していけるような関係をつくっていきたいという理想があります。
—ビジネスモデルとしての特徴はどのようなところにありますか?
コーポレートステートメントに「サステナブル」というキーワードを入れているのですが、その言葉の通り、お客様と継続的にお取引することを大切にしています。当社では、たとえどれだけ儲かるビジネスだったとしても、単発のお取引はあまり推奨していません。継続的にお取引して、お互いに成長していくことを重要視していますので、そういった意味では時間をかけて徐々にリターンをいただくビジネスモデルですね。そのため、売上がガクンと落ちるリスクが非常に少なく、とても健全な経営ができているなと思います。
—社風や文化という観点では、どのようなことを大切にしているのでしょうか?
少し変わっているかもしれませんが、当社では、「上司に評価されよう」というような態度を社員が取ることは禁止しています。たとえば、飲み会の時に私に気を遣ってお酒をつぐとかもダメですね。もしそういうことをした時には、「そういうことをしなくていい」と怒っています。だから入社して間もない社員や、新卒の社員からはよく驚かれますね(笑)。

私としては、いつでも気持ちを向けてほしいのは、一緒にビジネスをしているお客様や、それを実現するために一緒に働いている自分の仲間達であってほしいと思っていて。上司の機嫌を取ることが当たり前のように染み付いてしまうと、仕事の局面でもそういった態度が出てきてしまうと思うんですね。

例えば「お客様先で社員がプレゼンするのに、お客様よりも私の顔色を伺いながらプレゼンする」とか、おかしな話じゃないですか(笑)。そういった変な方向に意識が向かないようにするためには、常日頃から禁止したほうがいいだろうという考えで徹底しています。
—確かに変わった文化ですね。上司と部下で仕事上でのコミュニケーションも特徴はあるのでしょうか?
仕事に関するコミュニケーションで言うと、私や上司に対して部下が批判的な意見を言うのも、当社では歓迎していますね。「社長がこう言ったからこれでいい」とか「上司がこう言ったからこれでいい」ではなくて、お客様にとってどれがいいのかを個人個人が考えるべきで、それぞれの意見の中で一番いい考え方を見つけていくのが本来あるべき姿だと私は思っています。

お客様と日頃から接しているメンバーの方が正しい考えを持っていることもありますし、上司に対しても、部下からの意見を大切にするように言っていますね。「上司ではなく現場を見ろ」というのは当社ならではの文化で、他にはなかなかないものかなと思います。
—社員の働き方に対しては、どのように考えていますか?
働き方については、「本人がどういう働き方をしたいか」を尊重していて、自分の働き方を自分で宣言できるような制度をつくりました。社員の中には、働きたい気持ちがあっても「育児」や「親の介護」など、状況によって優先したいことが変わる社員もいますから、時短勤務やリモートワークなどができる環境をつくって、一人ひとりが楽しそうに生き生きと働けるようにしたいと考えています。
—どのような社員を評価していますか?明確な評価基準がありましたら教えてください。
基本的な考え方としては、「チームとして成果をあげることに貢献した人」を評価しています。当社のお客様は東証一部上場企業が多く、それほど大きな規模のお客様の案件だと、社員1人だけの力でできることというのは、非常に少ないです。「自分だけ頑張りました」ではなくて、「チーム全体で成果をあげることに大きな意義がある」と考えて仕事をしてほしいですし、チームで仕事をすることをみんなで楽しんでほしいと思っています。
—「こんな人に来て欲しい」といった人物像がありましたら教えてください。
先ほどの話と重複しますが、チームの中でパフォーマンスを出すことに面白さを感じてくれる人がいいですね。あとは、自分の成長だけではなくて、他のメンバーや後輩の成長を喜べるような人間性で仕事をしてほしいと思います。後輩が何か意見を言ってきたら、「生意気になってきたな」と思うのではなくて、「自分の意見を持てるぐらい成長したんだな」と喜んでほしいですね。
—会社設立・ITサービス事業の展開から10周年が経ちますが、これからGxPをどのような会社にしていきたいですか?
現在は飲食事業も始めたりしていますが、これからも当社はあくまでITサービスを事業の柱としてやっていきたいと思っています。私はITサービスという仕事は本当に楽しい仕事だなと改めて思います。会社がどういう体制で動いているのか、サービスがどういう仕組みで動いているのか。これまで知らなかった深い部分を、お客様を通じてよく知ることができるんですよね。

社会の仕組みがよくわかっていく面白さや、お客様とパートナーシップを組みながら「そこに当社が手掛けたシステムが組み込まれたら、どんな素晴らしいことができるんだろう」といった好奇心を感じられる仕事を、これからも続けていきたいと思います。

また、社内に関して言えば、若い世代が台頭できる環境がありながらも、これまで第一線で活躍してきた社員たちが第一線から退いても、安心して働き続けられるような環境をつくりたいと考えています。

これはたとえ話ですが、社員が将来的に色んな働き方ができるように、農業を始めたっていいですし、社員の子どもを他の社員が面倒を見るようなサービスを始めるのもいいなと思っています。ITの知見を活かして、「新しい技術をどう活かしていくか」といった考え方を教える教育ビジネスをつくっていくことにも興味があります。

「この会社で働いていると、生涯現役で働ける」。そんな持続性のある組織にしていくのが、これからのGxPグループのチャレンジですね。

※所属・職種・業務内容などは、すべて取材時点での内容となります。